J-PARC
施設概要
大強度陽子加速器施設J-PARC(Japan Proton Accelerator Research Complex)は、
原子・分子の構造観察から物質・生命の起源を探る研究や、素粒子や原子核の研究から宇宙の始まりの謎を解く研究を進める、
最先端の研究施設です。
茨城県東海村の原子力科学研究所内にあり、LINAC、RCS、MRといった加速器施設があります。

主な業務
加速器運転業務
加速器運転は24時間体制で実施されますので、安定した運転ができるようにサポート体制を整えています。

運転・保守

計算機サーバ等のハードウェアや加速器制御用ソフトウェアの運用・保守をしています。
- ハードウェア
- 計算機サーバの設置及び配線
- ハードウェアの障害対応
- ソフトウェア
- 計算機サーバの環境構築
- ソフトウェアの障害対応
- 計算機サーバ等の通信量等を監視し安定運用を維持
開発
J-PARCではお客様に依頼された加速器制御に関するシステム、画面の開発をしています。
使用言語及び開発ツールは以下の通りです。
- 使用言語
- C/C++、Java、Python、PHP
- 開発ツール
- EPICS、CS-Studio、MEDM、EDM

職場の特徴
J-PARCでは、LINAC・RCS・MRの3つの加速器と関連施設を中心に業務を行っております。
作業人員について

加速器運転員とシステム開発員に分かれています。
- 加速器運転員 シフト制で24時間加速器の運転に対応しています。
- システム開発員 お客様の要望にすぐに応えるため単独で作業をすることが多いです。
必要な時に他の人員がサポートできるような環境を整えています。
作業服装
- 加速器運転員 派遣先から支給された制服を着用して業務を行います。
- システム開発員 私服(ビジネスカジュアル)で業務を行います。
新入社員研修について
研修方式はOJTを採用しており、
現場レベルでの技術の習得がしやすい環境で教育を行います。
基本的な研修内容は以下の通りです。
- Linuxコマンドの学習
- EPICSの学習
- PLCの学習
- CS-StudioやMEDM、EDMなどのGUI作成アプリケーションソフトの学習
- Pythonの学習